遊びなおしだけはできない

こんにちは
色彩知育アカデミーの うしおだしほです。


もう少ししたら、
2泊3日の大阪なんです。
先日、息子に告白したら、、
「何の仕事? 色彩? 
 なら、おれっちもいこっと」
って (^^;

丁重に
お断りさせていただきましたけどね。

彼は、色彩は、
自分もOKと思っています。
現に、基本そうです。
いろんなはたらき方ある中で、
こどもがいて成り立つのも、
こどもに教えてもらうのも、
このこども色彩の仕事です。

でも、今回の
大阪はひとりでいかせて~!!
です。

たくさんの講座を一気に受講して、
インプットしてきます。
なので、みなさまにもまた、
シェアできることあると思うので
お楽しみにしていてください♪

わたしが
ひとりの親として、
こどもの習い事にいかせながら
先生という立場で
こども色彩知育教室を運営しながら
おもうことを書いてみました。

~~~~~~~~~~~~
遊びなおしはできないから
~~~~~~~~~~~~
です。

人生100年時代
よく聞くフレーズ

人生100年時代だから、
先延ばししていいことは、
していいと思う。
それは、こどもも同じ。

だけど、
こどものうちにしかできないこと

それは、
やっぱり、遊びそのもの


勉強は、いつからでも、
脳がついていく限り、
やり直しがききます。

現に、
社会人大学生とか
いるじゃないですか!!

でも、遊びは・・
その年齢にしか味わえない遊びは、、

大人になってからでは、
その面白さ感じられない!!
面白味は完全半減以下です。

息子が、
無駄に友達と遊ぶんです。

学童がLOVEすぎて、
最初から最後まで入り浸るのも

そのあと
学童からかえってから
たった15分だけ、
友達の家にいってきたり、

習い事の合間に、
公園に遊びに行っちゃったり。

たった、10分、15分で
なにが楽しいのか?
とか
思うんです。

大人には 
なかなか持てない感覚です。

わたしは、
学校の休憩時間って、その程度だから、
できるんだ!
って思いこむようにしています。
だから、
それだけでも、遊びたいんだってね。

でも、この遊び自体
価値があると思っています。


今のこどもたちは、
豊かな社会だけど、
非常に不自由だと思います。

実家の母が、
これだけ、こどもが多いなら、
遊ぶ相手困らないわね
って言ってたけど、

今は、みんな忙しい

忙しい上に、
週末は家族で過ごすが定番

または、
習い事のはしご

それは、
我が家も然りです。

でも、最近は、
「家族で過ごす」は外しました。
習い事も本人の気が乗った時だけです。

こどもは、
遊べる友達がいたら、優先します。
大好きなサッカーよりも優先します。
サッカーより、
友達を遊ぶことを選択したら、それでOK

それは、
今の息子にとって、
本当に価値あるものだと思うから。

習い事はいつでも、行けばできるけど
遊べる相手が、
今日いることの方が稀だから・・
試合でなければOKしています。

そして、
そんな息子をみていて、

遊びなおしだけは利かない
=============

その言葉が私の中に生まれたからです。


勉強は巻き返せる。
本人のスイッチがはいれば、
あっという間です。

でも

遊びのノウハウは、
教えられるものじゃないし、
教えてもらうものではないのです。

だって、そもそものセンスが違う。

わたしには、
全くおもしろくないことが、面白いと思い

私がおもしろいって思うことは、
全く面白がりません (^^;

友達とのコミュニケーションも
いろんなやりとりも、全部です。

そこには痛い思いもあることでしょう。
でも、そこで培う心の強さや
タフな転換力が身に付くとおもうんです。

大人を介さない場所で、
こどもたちだけの世界が広がります。

それは、大人からみたら、
不安かもしれないけど、
こどもからしたら、ほーんとにのびのびできる。

だから、それを
味わいにくい社会だからこそ、
味あわせてあげたいなって思うんです。


昨今

少々、今の年齢にしか味わえない

ことよりも、

数年後でもじゅうぶん間に合うのに
先取り教育するほうに重きを置かれてる

そういう風潮がやはり根強くありますね

でも、今の年齢で
楽しいことをめいいっぱい満たすと、
その子の土壌はしっかりした基盤になるんです。

しっかり満たされると、
次のステップに勝手にうつるんです。


こども色彩知育教室に通う
3歳の子がまさにそうでした。

大人からみれば、
ぐっちゃぐちゃに色をまぜ、
枠も線も関係なく紙全体を塗りたくっていた子が、


なーにもいってないのに、
〇の中に色をつくり、塗り始めたんです。


そこには大胆さなんてありませんでした。
もう、気がすんだのでしょう。

やってみたい!!

が満たされた後の次のステップ

したい!って思うことが満たされた時、

こどもは、
どうつくる?どうする?
に発展していきます。


もし、これが、
こどものしたいことではなく
親や先生のさせたいことを優先していたら、
どうなるとおもいますか?

いっつまでたっても、
ぐっちゃぐちゃに塗ろうとするでしょう。

そして、
それがやっぱり叶わないとわかると、

参加しない、

できない

やろうとしない

駄々をこねる

投げつける(感情をぶつける)


になります。

(こうやって正直に気持ちを出してくれてる方が嬉しいですけどね〜〜😊)


こどもの今したいことを満たすは、
我がままじゃないんですよ。

受け入れられたという
安心感、信頼関係を育てる
タイミングなのです。

すべては、それからです。

その年齢でしかできないこと
その年齢だから、楽しくワッハハーって
笑えること

それをたくさん、たくさん
させてあげてください。

それが、今の時代
一番幸せな教育環境だと私は思っています。

 

色彩知育アカデミー

こどもの個性に寄り添いながら、豊かな人間力と確かな学力を育てるために、脳科学に基づいて開発された『色彩知育法の各種講座』や、こどもの脳へストレスをかけず知性を育てる『子育て法』、こどもへの色と言葉の使い方を学べる資格取得講座「色彩知育ファシリテーター養成講座」や色彩知育認定講師育成コースを提供しています。