黒と白の世界で何ができる?

こんにちは
色彩知育アカデミーの うしおだしほです。

こども色彩知育教室は

前回に引き続き、無彩色がテーマ

毎回、色彩のテーマを基にレッスンを進めて行くので、
自転車を乗るような感覚で、自然と身体に浸み込んでいます。


1年経つ教室で感じたことは、

みんながマイペース^^

でも、流されない。

自分がしたいとおもったら、

周りで遊んでいようと
お構いなしに、ワークを続けています。

自分の中で、
納得して、終わりにできるから、

こどもたちは、
満足です。

だって、そこに、
「もっとこうしたらいい」

とか、

「ちょっとここは」

はなくて

「終わり!」って言ったら、

終わりになるから。


当たり前のことです。

当たり前のことだけど、
案外、この当たり前ができない環境のほうが多い。


もっとやったら?

オトナの良かれと思う
けしかけ
(こどもからみたら・・の話)


オトナのここはこうしたら
もっといいかも!

のよけいなお節介
(こどもからみたら・・の話)

がないって、

自由だと思いませんか?

だから、

みんな全く違う
作品がそこには出来上がるのです。


黒多く使って、ハサミでたくさんカタチを作った作品は、
立体的で力強さと厚みを感じ、クレヨンの縁取りが更に
強さが強調されているように感じます


白がを多く使った作品は、繊細さと優しさが伝わります。
まんなかのおにぎりの海苔を両面きれいに
作っているところに精密さを感じます

これはお弁当を表現しているんです。
白と黒で表現したお弁当は、
光と影で作られたシルエットでかっこイイお弁当の出来上がりです。


ね、みんな違うでしょ。

いろんな形の紙は、取り合いになるのではないかと
ヒヤヒヤしていた私。

そんなヒヤヒヤなんてする必要も
もうなくなっていました。

それぞれが、
お互いを認め合い始めた証拠なのかもしれません。

次回の、こども色彩知育教室は
10月15日(日)10:30-11:30
11月5日(日)10:30-11:30
11月19日(日)10:30-11:30

です。
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色彩知育アカデミー

こどもの個性に寄り添いながら、豊かな人間力と確かな学力を育てるために、脳科学に基づいて開発された『色彩知育法の各種講座』や、こどもの脳へストレスをかけず知性を育てる『子育て法』、こどもへの色と言葉の使い方を学べる資格取得講座「色彩知育ファシリテーター養成講座」や色彩知育認定講師育成コースを提供しています。